2009年 07月 16日
BROMPTONE |
自転車は乗る人と乗る場所があるからこそ道具としての機能をはたします。そこには自転車をとりまく風景が出来上がり、ひとつの美学が存在すると思います。自転車があり、乗り手がメンテナンスをし、出かける場所を決めて出かけていく。それらが風景として調和されることで、自転車の生み出すトーンが完成するのでは無いでしょうか? tone は本来、音や色彩などの調子を意味します。日本人的な解釈で考えるトーンとは、音や色彩だけでなく形や全体の印象なども調子としてとらえているように思います。自転車に限らす優れたプロダクトは物としての価値だけではなく、使うことにより本来の機能が働き、そのプロダクトが生み出す時間や空間などが生まれます。ブロンプトンに乗って生み出される風景の調和とはどのようなものでしょう・・・。
by kxblog
| 2009-07-16 17:31
| bicycle-brompton