2010年 12月 23日
一本の大根から珈琲を頂くまで・・・三浦半島ポタリング。 |
12月とは思えない陽気につられて、久しぶりに三浦半島を走りに行きました。思い起こせば1月以来まともに走っていませんでした。浦賀駅まで輪行しましたが、やっぱり三浦半島を走るのに良い出発点だと思います。停泊している船を見ながら走り出すと、日常とは違う気分が盛り上がります。浦賀から久里浜を越えて東京電力火力発電所を横目に見ながらトンネルを抜けると、パッと視界に大海原が広がります。
自転車で三浦半島を走るときに一番最初に出会う好きな場所です。そこから写真に見える海沿いの134号線をひたすら走りますが、この季節には三浦海岸の砂浜に沢山の大根が干しています。三浦と言えば大根という印象を象徴しています。
干した大根とたわむれて、しばらく走ると大根の天日干し・ぬか漬の松本農園直売所の看板があったので寄ってみました。アットホームな感じでママさんが仕切ってる直売所で試食させていただきましたが、本当に美味しく「美味いですね」と言いながらポリポリしていると、お茶まで出していただきました。で、おみやげに1本を購入。なんと400円。
その後、お昼の食事を済ませて進路を三崎港方面に。三浦半島の一番の難所と思える坂道を越えていき、視界の開けた交差点も好きな場所です。この場所から少し行った場所に、以前に立ち寄った時はお店の方がケガをされていてお休みだったおしゃれなカレーショップがあるので、見に行くことにしました。偶然にもお店の方が外におられて、土日しか営業していないと聞かされました。私が残念そうにしていたのかも知れませんが、珈琲でも飲まれますか?と言葉をかけてもらいご馳走になりました。カワイイ奥様もご一緒して自家製野菜なども頂きながらお話させてもらいました。
カレーショップ・シュンドリーHP:
http://members3.jcom.home.ne.jp/shundori/index.html
私はたまたまこの場所を見つけましたが、ちょっと分かりにくい場所にお店があるので、隠れ家的なお店です。ウッドデッキからは自然な感じのお庭拝見出来て雰囲気がとても良いです。帰り際に珈琲の料金を払おうとしましたが、お金はいらないとのこと。えーっと思い、大根の漬物を半分もらって頂くことを提案しました。次回はちゃんとカレーを食べに行きたいです。ご迷惑をおかけして上にミカンも頂き、本当にありがとうございました。
いつもは灯台を経由してこの風力発電所を訪れますが、今回は灯台をパスしました。三崎港を抜け油壷付近になると日も傾きはじめました。ヨットハーバーが見える場所にカメラを構えた人を見かけ、視線を海にやると富士山が良い位置に見えていました。カメラを持ったオジサンは夕焼けを待っていると言ってました。残念ながら私にはそれを待つ時間が無く、その時点で写真をパチリ。
以前に三浦半島から見える夕焼けの富士山を水彩画のようだと書いたことがありますが、この写真でなんとなくわかっていただけるのでは?
最後は夕焼けに染まる富士山と海をチェックしながらペダルをこいで、三崎口駅に到着。発車間際の電車にギリギリ乗り込みました。今年は飯能を走ることが多かったのですが、今回は三浦半島の新しい魅力も感じて楽しいポタリングになりました。
by kxblog
| 2010-12-23 23:46
| bicycle-brompton