2006年 05月 15日
ポタリング |
昨日、私が所属しているMoulton [F] Clubの会員の方々や、Moultonの愛好家の方々とポタリングをしました。自転車に興味のない方はポタリングの意味が良く解らないとおもいますが、語源はpotter、putterであると言われています。つまりダラダラとしたツーリングという意味で、自転車で散歩するという意味なのです。10時に大阪城の近くの喫茶店に集合し出発しました。参加のみなさんはBSM(ブリヂストン モールトン)やAM、Fフレームと様々でした。みなさん自分流にカスタマイズされています。
私は1963年製のMoulton deluxeで参加しました。Moultonはトラス構造の現行モデルが有名ですが、1962年の設立当時から1974年からの暗黒の10年と呼ばれる時代にはいるまで、アルファベットのFに似ていることから通称Fフレームと呼ばれるモデルを基本的に製造していました。私のモデルは今から43年前のものですが、その時代に前後輪のサスペンションや変速機能、ハブダイナモによるライトがあったりするのが驚きです。そしてその自転車が普通に今でも乗れてしまうのも驚きです。自転車の基本構造は昔とかわらないから当たり前のことなんですが、カーボンやチタンなどフレーム素材の発展や、パーツなどの進歩などにふと疑問を感じてしまいます。
ポタリングは尼崎から武庫川へ、民家の路地を走ったり河川沿いを走ったりして、武庫之荘駅近くのcafe cocoloにて昼食。タイ風のカレーを食べて、デザートにプリン。このプリンが絶品で、このプリンを食べるために、また訪れたいと思いました。その後は伊丹周辺をまわりながら、旧街道を走り、中津までもどってガード下の不思議な店でお別れ会をして帰りました。写真は自分が自転車に乗っているところを自分では見れないため、今回同じFフレームで参加されたmzgchさんにお願いして撮影していただいた写真です。走行距離は約60kmくらいのポタリングでした。
自転車の楽しみ方って人様々だと思いますが、ポタリングは子供の頃に経験した少し遠くに行った時の気分や、友達の家に行くまでに走った路地やあぜ道の記憶。そんな感覚がよみがえってきそうな気分になります。昨日のポタリングは、そんな楽しさが溢れた1日でした。
今回この企画を立案し、先導役を務めてくださってTETUさん。私の写真を撮影してくださったmzgchさん。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
by kxblog
| 2006-05-15 19:40
| bicycle-moulton f