2009年 10月 19日
武蔵野ポタリング |
秋晴れの日曜日に私のブログを通じて知りあった方と、一緒にポタリングをさせていただきました。甲州街道と仙川が交差する場所で待ち合わせをして、まず最初に出かけた場所は、武者小路実篤記念館・実篤公園です。水のあるところで住みたいという願いをかなえ、晩年の20年間を過ごした邸宅があります。この日は普段は見ることが出来ない邸宅も拝見することが出来ました。記念館は正直、私の教養不足もたたりあまりピンときませんでしたが、帰り間際に女子柔道家の谷本歩実さんのサインと写真が飾ってあるのを発見しました。私自身がファンであるため、記念館の方に話を聞かさせていただきました。彼女が所属するコマツ女子柔道部の道場に実篤の詩「もう一息」が飾られており、その詩を書いた方がどんな人なのか知るために来館されたらしいです。なんでもそうだと思うのですが技術の修得が高いレベルになると、そのレベルの人達と格差があまりなく精神的な部分が重要なのではないかと思います。ん〜。なんと前向きな人でしょう。・・・応援しています。公園を出てから今度は、すぐ近くにある「森のテラス」というところに行きました。造園家の山田茂雄氏が自宅兼事務所で運営しているオープンガーデンです。実篤公園もそうですが、国分寺崖線という段丘の自然の雑木林を生かした庭?となっています。何か懐かしくも心落ち着く場所で、木々のざわめきやドングリの落ちる音が楽しかったです。お昼も近くなり調布飛行場にあるプロペラカフェに向かいましたが、この日はイベントがあり人が多いので今回はパスすることにして、その場で決めた違う場所で食事し、しばし談笑。
食事後は野川サイクリングロードを走り、野川公園から武蔵野公園を抜けていきました。この辺りになると川も自然のままを残し舗装されていない場所もあるので、自然の中を走っているような気持ちになりました。野川をははなれると「はけの小路」という細い道があり、自転車から降りて歩きました。はけとは崖のようなもので野川の北側に続いており、そこから溢れ出る湧き水が野川に流れ込んでいます。はけの小路を抜けた場所には「はけの森美術館」があり、洋画家の中村研一氏のアトリエ跡が隣接しています。元アトリエであった場所はカフェとして営業されているとのことでしたが、残念ながらこの日は定休日でした。残念です。この場所もはけの自然を生かした庭が素晴らしいです。実篤公園も森のテラスも同様ですが、大阪では見たことのない庭作りです。(驚いたことに写真を全く撮っていませんでした。)この場所から引き返し深大寺でお茶をして、日が傾いてきたので帰路につくことにしました。お二人に別れを告げ、帰り道の仙川は暗くて恐かったですが、とても楽しかったです。最後になりましたが、今回は地元ならではのガイドをしていただいたmincoroさんと奥様。本当にありがとうございました!
by kxblog
| 2009-10-19 22:27
| bicycle-brompton