2009年 11月 24日
浦賀 |
三浦半島には何度か来ていますが、今回は浦賀を出発地点にしました。何となく電車の中で思いつきましたが、駅は終着駅なので慌てなくて良いし、港町ってところが出発する気分を上げてくれるので出発地点としてはベストな場所だと思いました。黒船が来航した港町ですが、ペリーが上陸したのは南に少し行った場所で、昔は小さな漁村だった久里浜となっています。久里浜にはペリー公園や記念碑などもあります。浦賀駅周辺には叶神社があり、湾をはさんで向かい合うように建っています。源氏の再興を願って京都石清水八幡宮の心霊を迎えたことが始まるとされてる神社です。港沿いを走り、浦賀港西岸の先端には燈明堂という古い灯台があります。写真がその灯台ですが、1648年に幕府により建てられ1988年に復元されたものです。建てられた当時は干鰯(ほしか)という魚肥が急速に普及した時代であり、近畿地方を中心とした綿作の肥料として出荷することになり、沢山の船が出入りするようになったらしいです。浦賀は以外にも関西方面にゆかりのある場所でした。
久里浜をぬけて剱崎灯台でオニギリと三浦半島産のみかん(←美味しかった!)を食べました。その後、三崎港をでて油壷を経由して三崎口方面へ向かいますが、後ろから走ってきたTIMEに乗った明らかに先輩といった年齢の方に声をかけていただきました。そのコースは自分でもオリジナリティのある道だったのですが、やっぱり地元の人が走るコースらしく不思議に思われたそうです。三崎口から久里浜に抜けるまで後ろについて走りましたが、それ以上はロードバイクに付いては行けませんでした。丁度のその時、海岸から乗馬をしていた人が道路を横断中だったので、なんとなく自分の口実めいた理由を考えながら馬に見とれていました。終着地点も浦賀とし、無事に家に帰りました。この日は天気も良くて、三浦半島は大根の緑がいっぱいだったので季節感がなかったのが嬉しい誤算となりました。
by kxblog
| 2009-11-24 22:28
| bicycle-brompton