2011年 12月 14日
大空に舞い上がれた気がする・松姫峠 下山編 |
そして、ついに峠の頂上に着きました。この峠の碑を境に大月市から小菅村にかわります。峠には駐車場もありました。こんなに空が近くて、山々の景色も感動を与えてくれます。約3時間半かけて上ってきた限界に近い足をストレッチしながら、誰もいない頂上でその余韻を感じていました。小鳥がさえずり、雪を踏みしめ、息をととのえる。結構疲れましたが、また来たいと思える良い坂道だったと思います。
これからは下りですが、ヤビツ峠の下りで寒かったことがあったので、今回はダウンジャケットを持ってきていました。ダウンを着て下り始めます。小菅村方面は太陽が山に隠れているので、雪が多く残っています。ん〜、でも寒い。で、これも用意してきたネックウォーマーで耳と顔を覆い、再度走り出しました。
後は下るだけと思っていましたが、凍結している場所が多くあり。タイヤがツルッと滑らないように走っていましたが、ハンドルを切るのも恐くてかなりヤバイ感じでした。体は寒さと走行の注意で硬直してきます。あまりにも寒いので自動販売機で買った飲料で暖をとりました。
そうこうして、小菅村の集落に到着。地元の方に話を聞くと、2日ほど前から急に冷え込んで、今年始めての雪が降ったとおっしゃってました。峠を走る人がいなかったのは、このためだったと思われます。
小菅川沿いを走ると奥多摩湖に到着します。そこからは411号線の青梅街道を走ります。ひっそりとした綺麗な湖ですが、景色を見ながら落ち着ける場所はそんなにありません。途中から東京都になりますが、短いトンネルが多くなります。トンネルを走るのは良いのですが、道にわざとつけられているデコボコは恐いです。トンネル出口付近でそのデコボコが強くなった場所は本当に恐かったです。
そして、今回の終着点である奥多摩駅に無事に到着しました。予定してた時間の電車にも乗れたので、乗り換え無しで新宿駅まで帰ることが出来ます。あえて苦労したいと思いませんが、今回はその上りと下りの苦労がとても楽しかったと思えるサイクリングでした。ちなみにカンケンバッグの中には携帯用の修理工具に弁当、ダウンジャケット、ネックウォーマーとパンパンですが全て収納できました。
by kxblog
| 2011-12-14 19:28
| bicycle-brompton